一白水星さんて、こんな人。

九星気学
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こんにちは、山荷葉(さんかよう)です。

今回は、本命星に一白水星を持つ人について解説します。

おそらく現代で生きているであろう世代だと、↓↓ の年に生まれた人が該当します。

1918年1927年1936年1945年1954年1963年
1972年1981年1990年1999年2008年2017年

九星(9つの星)なので、9年ごとに同じ星が巡ってきます。年齢を聞いて9歳差だと、同じ本命星である可能性が高いです。

ただ、九星気学は二十四節季に基づく暦を使っているので、その年の節分前に生まれた人は、1つ前の年の本命星になります(一白水星だと、二黒土星)。

ちなみに、十二支も1つ前の年のものになりますよ。

節分は大体2月3日ですが、年によっては前後するので、2月の初旬生まれの方は、キチンと調べてみてください。


実は、字面を見ただけでわかる。


今回の冒頭でエラそうに「解説します」と書きましたが、九星の特徴は、それぞれの名称の字面を見れば、なんとなく察することができます。

一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
九星一覧

ご覧のとおり、九星の名称は「(数字+色+属性)星 」という構成になっています。

数字・色・属性の意味合いをなんとなくイメージできれば、それぞれの星の特徴も見えてくるわけです。


「一白水星」の字面を分解してみましょうか。


【一】

1番最初の数字。0から1。無から有。物事の始まり。生みの苦しみです。

後でお話しする「水」にも通じますが、地球上の生きものは水から生まれたと言われていますしね。

そして「水から」は「自ら(みずから・おのずから)」です。自分が出発点。

一白水星さんは、苦労人が多いです。でも、その苦労を乗り越えられる底力を持っています。0から1への力強さは伊達じゃありません。


【白】

一白水星さんは、色白さんが多いと言われています。そしてもち肌(水星だから、水分が多い)。

人柄としては、素直で柔らかい物腰の持ち主。でも実は、芯が強い。てか意外と頑固。

どんな色にも染まれるけど、何ものにも汚されない色です。


【水】

世の中には、いろんな状態の水がありますが、一白水星さんは、特に「流れる水」というイメージが強いです。いろんな所にサラサラと流れていく、浸み込んでいく感じ。

水って、障害物があっても抗うことなく上手に形に沿って、エネルギーの向いている方向に流れていますよね。

だから、人に合わせるのが上手です。

水は温度によって、固体/液体/気体に変化するというのも、人に合わせるのが上手というのに当てはまりますね。(どの物質も温度によって状態が変化しますが、地球上の温度変化の範疇で言うと、水ってやっぱり特別。)

後は、良くも悪くも「水に流す」人。イヤなことをされても水に流して忘れるけど、恩を受けても水に流して忘れちゃうから、ちょっと誤解されちゃうかも。

やっぱり水だから、性格的にはサラサラして淡白な感じはします。


番外編~字面以外のこと


実は根暗です。

九星気学では、万物はすべて何かしらの星に分類できて、方位や季節/時間なども九星に分けられます。

後天定位盤と季節/時間の関係

一白水星の気を持っている方位は「北」、季節は「冬」、時間は「23~1時」。

もう、寒くて日が当たらなくて暗いんですわ。

九星気学では「後天定位盤」( ↑↑ の図)という星の配置図があるんですけど、その図上では、一白水星って1番下にいるんですよね。まさに、穴に埋もれている感じ。光なんて一切ない。

そりゃ根暗になりますよ。


他にもたくさんあるのですが、書き出すとキリがなくなるので、今回はこの辺で。




いかがだったでしょうか?
一白水星のみなさんは、心当たりのある項目がありましたでしょうか?

なかったらなかったで、それは心にしまって、そっとこのブログを閉じてください。

二黒土星以降の星も、今後解説していきますので、ぜひチェックしてみてください!