生きるって、めんどくさいですよね。
こんにちは。
めんどくさがりスト☆ボス姐 です。
そもそも「恵方」って何?
はい。
「恵方参りシリーズ」の 前編 & 後編 から続く 補足編 です。
後編から、だいぶ日が空いてしまいましたが…
すみません。これはすべて「土用」のせいです。(← どういう言い訳?)
恵方参りの定義や効果、2022年の恵方についての解説は、こちら。
恵方参りをするとよい日、恵方参りのお作法についての解説は、こちら。
恵方とは、
「その年の歳徳神がいる方位」
です。
「明きの方」や「吉方」とも言われ、その方位に向かってコトを行えば「万事に吉」とされています。
「てか『歳徳神』て誰よ???」
ですよねー。
はーい。こちらでーす ↓↓
歳徳神とは、
「陰陽道において、その年の福徳を司る神」
です。
「年徳」「歳神」「正月さま」などとも呼ばれています。
なので、恵方参りって、
「そんな神様がいらっしゃる方位にお参りしたら、イイコトあるに決まってんじゃーん!」
てコトです。
恵方って、どうやって決まるの?
恵方が毎年変わるのは、なんとなくご存知ですよね。
今の時期、コンビニやスーパーで売出し中の恵方巻きのCMなどでも、
「今年は◯◯◯の方角に向かって、一気に丸かぶり!」
みたいな宣伝文句を言っていて、毎年「◯◯◯」の部分が違っているかと思います。
で、これはご存知ない方が多いんですけど、恵方って、実は4方位しかないんです。
↓↓ こちらが、その4方位 ↓↓
・東の30°のうちの北側の10°の方位(甲の方位)
・西の30°のうちの南側の10°の方位(庚の方位)
・南の30°のうちの東側の10°の方位(丙の方位)
・北の30°のうちの西側の10°の方位(壬の方位)
今回、細かい説明は省きますが、
恵方とは、その年の「十干」で決まります。
↓↓ こんな感じです ↓↓
甲(4)⇒ 甲の方位
乙(5)⇒ 庚の方位
丙(6)⇒ 丙の方位
丁(7)⇒ 壬の方位
戊(8)⇒ 丙の方位
己(9)⇒ 甲の方位
庚(0)⇒ 庚の方位
辛(1)⇒ 丙の方位
壬(2)⇒ 壬の方位
癸(3)⇒ 丙の方位
ちなみに( )内の数字は、西暦の下1桁の数字です。
十干は10種類で(← 当たり前w)、10年で1巡するため(← これも当たり前w)、
西暦の下1桁の数字を見れば、その年の十干もわかるのです。
10年のうち、「甲」「庚」「壬」の方位は2回ずつなんですけど、
「丙」の方位だけ4回あるんですよね。
なんででしょうねぇ??
気が向いたら調べてみます。
2022年の恵方を改めて解説。
前々回の投稿時に、読者さんからご質問をいただきました。
「で、結局『北』ってコトでよいの?」
いえいえ。
「北」は「北」ですが、「真北」ではございません。
気学では、各方位の角度が
東 / 西 / 南 / 北 〜 30°
南東 / 南西 / 北東 / 北西 〜 60°
となっています。
東西南北の30°とは、それぞれ真ん中( 真東 / 真西 / 真南 / 真北 )から15°ずつの範囲です。
それを3等分して、向かって左側に位置する10°が、恵方( 甲 / 庚 / 丙 / 壬 )になります。
はい。
やっぱり、よくわかりませんね。
図で示すと、こんな感じです ↓↓

オレンジ色の部分が、恵方になる方位です。
で、2022年の恵方は「壬」の方位、すなわち「北の30°のうちの西側の10°の方位」というワケです。
うむー。なかなかに細かいー。
めんどくさがりストとしては、
そんな限られた範囲にある神社仏閣や教会を探すのは、非常にめんどくさいのですが、
年に数回、その場所に行って天上天下唯我独尊ポーズを取るだけで、
チャンスの巡りがよくなるのであれば、
恵方参りをしないことで生ずる可能性のあるめんどくささを考えると、
何気にコスパのよいめんどくささなので、
やってみる価値は、十二分にあると思っています。
みなさんも是非、恵方参りをしてみてください!
まずは、2月4日(金)です。
ご自宅から750m以上離れた「北の30°のうちの西側の10°の方位」にある神社仏閣や教会に、お参りしましょう。
みなさんに、幸あれ~☆